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噛み合わせ異常が全身に及ぼす影響
頸椎や骨盤に負担
最近は姿勢が悪い子供が多いといいます。子供に限らず、パソコンや携帯ゲーム機などの使用によって知らず知らずのうちに猫背になっている大人だって、結構いますよね。このような姿勢の悪さは、そのまま噛み合わせのずれへとつながります。いわゆる猫背の状態は、頭を前に突き出して下あごが前に出る原始人のような姿勢となりますが、この姿勢は頸椎や骨盤に負担をかけ、全身のあちこちの筋肉に緊張を及ぼし、全身のバランスを崩します。当然のことながら噛み合わせもずれてしまうことになります。昔から「食べる時は姿勢正しく!」と言われますが、きちんとした姿勢は、正しい噛み合わせで物を食べるために必要不可欠なことなのです。また、余談ですが、猫背の姿勢では噛み合わせが悪くなるだけでなく、口が開きっぱなしになることも多くなります。すると、口の中が渇き細菌が繁殖してしまうので、口臭が強くなったり、風邪をひきやすくなったりするなどの影響があるといわれています。
乱ぐい歯
歯並びが悪い=噛み合わせが悪い、と思っている人はいませんか?口を開けた時に歯がガタガタと重なって生えているような乱ぐい歯であるとか、歯と歯の間にすき間があいている、いわゆるすきっ歯のようなものは「歯並びが悪い」と言われる状態ですが、かならずしも歯並びが悪いからといって「噛み合わせが悪い」とは言い切れません。歯科医学的には、歯を抜いたままであったり、虫歯などで歯の形が変わってしまったりして、上下の歯がうまく噛み合わせられない状態のことを「噛み合わせが悪い」と言います。つまり、どんなに歯並びが悪くても、上下の歯でしっかりと物を噛むことができていれば、噛み合わせには問題がないということになります。ただし、物を噛む「咀嚼」という行為は、他人にはわかりづらい感覚です。実際はしっかりと咀嚼できているのに、噛み合わせの感覚が過敏すぎて「うまく噛めない」と感じてしまったり、逆にあまり咀嚼できていないのに不自由を感じない人もいます。
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